来春の越冬稚貝をつくる「本分散」作業開始しました。
まだ数日ですので、10月一杯はかかるべな〜の予定です。
しかし、台風の影響受けすぎの北海道、怖いです。
港内は海水の塩分濃度が15%台(通常は33~34%)の日が続いていたのが
現在は、少し回復しておりましてホッとしております。
うちらは沖に財産を抱えているようなものなんで
これからのシケ連発の季節は胃が痛むわ〜
毎年、自己資金で施設補強をするため
余市の本間潜水さんのスーパーアンカーを打ちこんでおりますが
全施設にとなると、まだまだ年数がかかりますわね。
シケで陸でのカゴ修繕作業が多くなってくると
楽しみはラジオなんだわ、一次産業や運送業の人はそういう人多いはず。
私はですね
札ギャグ団長佐々木拓大氏の札幌ローカルトーク全開
STVラジオのお昼1時~4時の「まるごとエンタメ〜ション」。
FM NORTHWAVE土曜お昼からのヒロ福地さんと森ルナさんの
開局当時からの黄金コンビの番組は聞き逃せません。
世代が近い人達なんで、笑いのツボはピッタシだし
とにかく親近感湧きまくります。
そんな折、コンビの一人が浜益出身者のRYO氏である「Reveantique」がCD出しました。
LIVEで盛り上がること間違いなしの3曲です。
大昔House of Painの “Jump Around”で跳ねていたおじさんですから
1曲目のJump Aroundでは跳ねますよ。
全く意味わかんないね
台風連発で大変な北海道ですが、浜益沖では
毎年、石狩川上流方面で大雨となると数日後に大量の流木が流れております。
陸から大きな流木を目撃した方もいたかも知れませんが
沖では、潮の境目に長い列を作っていたり、施設内の浮き球に
巨木がひっかかっていたりします。
浜益漁港内でアジが釣れているそうです、鯵といえば江戸っ子の魚じゃありませんか旦那!
東京サラリーマン時代以来の出会いですよ。
海は完全におかしくなってきておりますよ旦那!えっどうなんだい!(the timers ロックン仁義風)
今から27年前の高校の修学旅行の車中で
RCの発売中止になったカバーアルバムとTHE タイマーズのCD聞いてたんだよな〜
今でも車で聞いているのだけど、なんかすごいスピードで自然界も変わってきてるのを感じて
改めて清志郎さんのメッセージに考えさせられている浜益の漁業者の私です。
戦前、戦後のこと、沖縄のことなど
知らないことばっかりなんだけど
物事を知れば知るほど、自分の無知さかげんにあせりすら感じ
いったいいつになったらわかるようになるんだろう
と思ってふと考えると
その問いを求めるのが人生なんだべさ で決着。
話は変わり
ホタテの種を集める旅ですが、オホーツクは湧別、登栄床漁港へ行ってきました。
実は今回の件は、こちらでも紹介させていただきましたが、6月に浜益へ緊急で入港された
オホーツクの漁師さんにお願いして種を融通していただきました。
本当にいつお世話になるかわからないなあと思ってましたら、
数ヶ月後に早速こうなるとは!
頭が下がります。
まずは湧別の本港
アルミの14t型の船がそろっております。
早朝からの作業に備えて、前泊しております。
みなさん家族で船に乗りこんで作業するのが
こちらの基本スタイルです。
いつも大変お世話になっている、友成(ともなり)通商の格好いい大型車で
運びます。
積みこんで、浜益まで約4時間。
浜益に着いたら沖へ戻す作業なんですが、この輸送というものにほんと気をつかいます。
サイズも日本海と同等でまずは安心ですが
浜益の海で、無事成長するまで気がぬけませ〜ん。